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つくし郷土かるたの製作協力者

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つくし郷土かるたの製作協力者

岡部定一郎 氏(監修)
郷土史研究家・郷土史文学家・ふるさとのかたりべ

郷土史を独自の視点で研究し、洗練された言葉と文章を使って、面白くまた分かりやすく伝えてきた、ふるさとのかたりべ。

福岡市の博多地区で幼少期を過ごし、広告代理店に入社。郷土にまつわる数多くの伝統的な祭りや芸能を通じ、その企画や広報の仕事に携わった。太宰府天満宮の曲水の宴や博多どんたくなど数々の地域イベントの立上げも行い、そのプロデュースも手掛けてきた。退職後、郷土史の研究を進めるとともに、その知見を伝え広めるため、ふるさとのかたりべとして、多くの講演の他、ラジオや新聞雑誌における執筆等にも活動の幅を広げた。

長年の地域に根差した活動を通じ、太宰府市教育委員長、博多仁和加振興会会長、博多那能津会会長、福岡教育大学評議員、福岡女子大学客員教授など多くの団体の要職を務め、晩年は後進の指導に当たった。
かるたに関する活動も幅広く、九州かるた協会常任顧問(全日本かるた協会名誉八段)、大牟田市カルタックス運営委員を歴任した他、西日本新聞で「福岡かるた風土記」を連載し、2018年に同名の書籍を出版した。

2021年に逝去。没後、旭日単光章を受章。

岡部氏が監修したつくし郷土かるたの読札は、読みのテンポだけでなく、史跡や文化財に関わる人物の想いが伝わるような文学的な仕上がりとなっている。

木村祥子 氏(デザイン)
イラストレーター

筑紫野市二日市出身。企業での勤務を経て、現在フリーで活躍するイラストレーター。

九州造形短期大学でイラストデザインを学び、ユニバーシアード青春アート展2席や福岡市美術展福岡市長賞をはじめ、多くの展覧会や美術展で入賞。日産、JR九州、リクルート、エフコープといった大手企業からの依頼案件も請負い、多くの福岡県民が知るJAふくれんの「めし丸くん」や、過去にはNTTドコモ九州の「めいぶつえん」などのデザインを手掛けてきた。

木村氏がデザインしたつくし郷土かるたの絵札は、史跡や文化財が歴史背景を踏まえて生き生きと表現されており、絵柄だけでなく配色に関しても、かるたのゲーム性が高まる非常に考えられたデザインとなっている。

 

 

 

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